フルタイム共働き & 育休2回取得した娘2人のパパです。
家事・育児・共働きの話題を中心に『男の家庭進出』を実践し、記録を公開しています。
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【これから育休を検討しているパパ向け】

都内ではカーシェアをよく見かけますね。
かくいう私もタイムズカーシェアの会員で、毎週のように車を借りて出かけていました。
ところが、子供が生まれてからチャイルドシート必須になり、カーシェアが全く使えなくなってしまいました。
でも、大丈夫!
カーシェア で子供と一緒に出かけるベストな方法を発見しましたので、年齢別にご紹介します!
今回のテーマは「カーシェアでチャイルドシートを使うベストな方法」についてです。
[1歳〜4歳]カーシェア×チャイルドシートならトラベルベストで決まり!
カーシェアで子供とお出かけするには、軽くて持ち運び出来るチャイルドシートが相性抜群。
「日本育児」というメーカーから持ち運びできる大きさのチャイルドシートが出ています。
カーシェア でトラベルベストを使った感想
私が購入したのは以下の商品。
ネット中を探して回ったけど、簡単に持ち運べる商品はこれだけ!悩んでいるなら迷わずトラベルベストです!
長女が1歳半の頃に購入し、4歳ごろまで活用できました。
5歳になったら、体格的に使えなくなっていました。
メーカーの説明にある通り、9kg ~18kg(1歳〜4歳ごろ)までのお子さんなら、こちらが良いかと思います。

使った感想としては、短時間のお買い物やお出かけ程度だったら全く問題ありません。
カーシェアを短時間利用(買い物や、半日程度のレジャー)で活用している方にはおすすめです。
レンタカーを乗り換える際も、載せ替えが楽でした。
本体が非常に軽いので、脱着も気軽にでき、折り畳みもできるので、使用しない際にトランクにしまっても、さほど邪魔にならない。
普段使いにもOKかと思います。(中略)値段も安く、品質も悪くなく、使いやすいので、座面のクッション無しも目をつぶれます。とても、おすすめの商品です。(Amazonレビューより引用)
1才半ごろから使っていますが、痛がったり、嫌がったりすることなくおとなしく座っていてくれます。
ただし、2時間を超える長時間の利用は、こどもが座っているには辛いかもしれません。
どうしても長時間利用をする場合「座面のカバーを剥がして、厚さ3cm程度のスポンジをカットして入れる」という対策方法もあります。座面カバーが結構伸びるため、チャイルドシート本体をカットすることなくスポンジを入れることができます。
これだけで、かなり快適になるみたいです。
上記のようなカスタマイズが難しく、旅行などの遠出を検討される方は、正直カーシェアではなくレンタカーのほうがおすすめ。レンタカーのオプションではしっかりしたチャイルドシートをつけてもらえます。
[0歳〜1.5歳]カーシェア×チャイルドシートならマキシコシで決まり!
新生児〜15ヶ月頃のお子様ならマキシコシのベビーキャリアがベスト!
こちらは新生児〜15ヶ月まで使えるベビーキャリア。トラベルベストよりも値段は高くなりますが、様々なメーカーのバギーに連結できるので汎用性が高いです。
【JOOLZ】 Aer+
【MAXI-COSI】 LEONA2
【JOOLZ】 HUB+
【AIRBUGGY】 COCOシリーズ
[3歳〜12歳]カーシェア×チャイルドシートならスマートキッズベルトで決まり!
当サイトとしては3歳以上なら『スマートキッズベルト』を激推ししています。
長女が3歳の時に購入し、すでに小学校高学年ですが、まだまだ現役で使っています!(もう6年以上使っています)
スマートキッズベルトとは?
スマートキッズベルトは、ポーランドで開発され、EUやUS基準の厳しいクラッシュテストを経て安全認証を取得し、国内でもEマーク適合と認められた、世界で唯一の携帯型子供用シートベルトです。革新的な形状で携行性に優れ、旅先のレンタカーやタクシーの車内など、利用場所を選びません。製品の重さはわずかに120g。一般的なチャイルドシートと異なり幅も取らないため、後部座席に3人のお子様を乗せて使用できます。(メテオ公式サイトより引用)
スマートキッズベルトはカーシェア 利用に最適で、なんと120gという軽さ!!!
圧倒的な軽さです。しかも普通のチャイルドシート買うより安い。
これはカーシェア派大歓喜の商品ですが、パパママの間でもあまり知られていないアイテムです。
使い方も簡単。
ただし、スマートキッズベルトの類似品や偽物にはご注意ください。
なぜなら、「国土交通省・警察庁がチャイルドシートの代わりとして使えるシートですよ」とちゃんと認めているのは、正規品のスマートキッズベルトだけだから。
つまり、知らずに類似品や正規品意外を購入して使ってしまうと交通法違反となってしまいます。
「輸入販売元:メテオAPAC株式会社」となっているものだけが正規品ですのでご注意ください。
レンタカーのチャイルドシートオプションは1日500円〜1000円くらい。
なので、子連れでレンタカーも使うことがある方はすぐに元が取れてしまいます。
タイムズカーシェア では4歳〜10歳まで使えるジュニアシートの用意がありますが、それよりも幅広い年齢がカバーできるので、やっぱりスマートキッズベルトがおすすめです。
[おまけ]タイムズカーシェアにチャイルドシートがなくて解約した話。
2017年の時のブログの内容です。当時は本当に困っていました・・・。ブログを書きながら色々調べている様子もアーカイブとして残しておきます。
僕は夫婦二人暮らしのときにタイムズカーシェアを愛用していました。
車を運転するのが好きなのですが、残念ながら車を買うほどの資金力がありません。(近所の駐車場は月4万!東京恐ろしい。)
ところが、カーシェアなら基本料金1000円で会員登録できます。
結構ヘビーに乗り回しても、月3、4万程度。駐車場を借りる料金とほぼ一緒です。
電車では行きづらい施設に行くとき、売りたい本や服を段ボールに詰めて売りに行く時、スーパーに買い出しに行く時。随分とお世話になりました。
たまたま家のすぐ近くにカーステーションがあったこともあり、とても便利に使っていました。
こどもが生まれてから
ところが、子供が生まれてから一気に利便性がなくなりました。
理由は明確で、チャイルドシートが標準装備されていないからです。
一応、誤解のないように言っておきますが、4歳から対応しているジュニアシートは全ての車に搭載されています。
標準装備品として、ジュニアシート(年齢の目安:4歳から10歳)を全車両にご用意しています。チャイルドシートの貸し出しは行っておりません。会員様ご自身でご準備ください。
http://plus.timescar.jp/faq/use/drive/09.htmlより引用
0歳〜1歳まではそれでもなんとか使えた
僕の場合はエアバギーにマキシコシの「ペブル」という乳児用のシートを装着して使っていました。
これ。
このペブルは、ベビーカーから取り外すとそのままチャイルドシートにもなる優れものです。
流れとしては、
- ベビーカーにペブルを取り付けてカーステーションまで移動
- 手配車の前でペブルを取り外し、そのまま車に装着
- ベビーカーのフレームはトランクに収納
これでなんとかカーシェアを使い続けることができました。
しかし、ペブルをチャイルドシートとして使える対象年齢は1歳まで。
我が子もすくすく成長しており、1歳を過ぎてからはいよいよ体重も増え、身長も伸び、ペブルに乗せることができなくなってしましました。
1歳からはカーシェアを諦めることにした
チャイルドシートの着用が義務化されている今、チャイルドシートなしには車でお出かけすることはできません。
そこで僕にのこされた道はただ一つ。
カーシェア取り付け用に家にチャイルドシートを置いておく
これ以外にカーシェアを使う方法がありませんでした。
そして、僕はタイムズカーシェアを使い続けることを諦めました。
チャイルドシートをカーシェア用に買うことにはいくつか問題点があります。
チャイルドシートを買ってカーシェアを使い続ける時の問題点をいくつか考えてみます。
手順が煩雑になる
まず、カーシェアにチャイルドシートを取り付けて使うとして、どんな手順になるでしょう。
パターン1:チャイルドシートを取りに戻る
- カーステーションまで車を取りに行く
- チャイルドシートを取りに家まで戻る
- 家の前に車を止め、チャイルドシートをシートを取り付ける
- 子供を乗せて出発
- 帰ってきた時はその逆
パターン2:チャイルドシートを持って行く
- 家を出る時に子供と一緒にチャイルドシートを持つ
- カーステーションにチャイルドシートを取り付ける
- 子供を乗せて出発
- 帰ってきた時はその逆
※このとき、荷物が多いと往復することになる
チャイルドシートは重い
チャイルドシートはでかくて重いです。本体重量は5Kg以上はあるものが多いかと思います。
超軽量のコンビのコッコロS UXでも4.4kgあります。
毎回毎回このでかくて重いチャイルドシートを持ち運ばなくてはいけないのです。
チャイルドシートには適合機種がある
たとえば、アップリカのサイトにはこんなページがあります
ご所有のマイカー情報をご入力いただくことで、ご検討中・お持ちのチャイルドシートが取付け可能かをお調べいただけます。
https://www.aprica.jp/products/childseat/attach/より引用
チャイルドシートを買ったからといって、すべての車に正しくとりつけられる訳ではないのですね。
カーシェアは性質上、いつも同じ車に乗るとは限りません。
もし、チャイルドシートを買ったとしても適合機種でなければ取り付けることができないのです。
ほとんどの車に適合するチャイルドシートあります
ここまで書いたところでユーロハーネスという商品をみつけました。
ユーロハーネスはユニバーサル仕様のチャイルドシートだそうです。
ユニバーサル仕様のチャイルドシートは、自動車基準認証44 改定04 において、ほとんどの車の座席に適合すると認証されている製品のことです。
https://www.aprica.jp/products/childseat/attach/より引用
なるほど、これならカーシェアでどんな車を借りても取り付けられそうです。
でも、本体重量が9.3kgですけどね・・・
軽いチャイルドシートがあります
トラベルベストというジャンルの簡易的なチャイルドシートがありました。
こちらの商品の評価はかなり良さそうです。
商品ページでは片手で持ち運んでる画像も掲載されています。
これなら持ち運べるかもしれない・・・!
ちょっと希望が見えてきました。
こっちの製品に関してはなんと驚愕の1.2kg!
これならさらに楽に持ち運べそうですね。
しかし、レビューではボコボコに言われています。
すぐにズレるだとか、安全だと思えないとか・・・。
いやぁなかなか難しいですね。
チャイルドシート導入を実現しているカーシェアがありました
カレコ・カーシェアリングクラブは一部の車両ですが、チャイルドシートの導入を実現しています。
近くにないので現在の候補にははいりませんが、もし近くにあったら是非カレコを選びたいなと思います。
カーシェアと育児の相性は悪い?
こんな記事を見つけました。
89%の人が子育てに車が必要と思っている一方で、カーシェアは相性が悪いという内容です。
「どうしても車が持てない」という方が登録するにはメリットがありますが、そもそも子育てには想像し得ないことが多く、時間で管理されるカーシェアリングはまずその予定通り進みません。
(中略)「車内を汚してしまう」「チャイルドシートを都度着脱しなければいけない」「緊急時に予約できない場合がある」など、実は子育てとの相性が悪すぎます。
引用:89%の女性が「子育てに車は必要」と回答!カーシェアは育児ストレスの原因になる可能性も | カーシェア比較の【シェアQ】
確かに、カーシェアは共同管理が基本なので、車内を汚してしまったらレンタル時間を延長してまでも清掃しなければいけませんし、そもそも緊急時使えるとも限りませんよね。
経済的余裕がある家庭では中古車など車を購入することを上記の記事では推奨していました。
とはいえ、この記事をご覧になっている方は過去の私のようにカーシェアで車生活をしたいという方々ではないでしょうか。
この記事が少しでも参考になり、カーシェアを諦めない子育てができると良いですね。
カーシェアにチャイルドシートを標準搭載して欲しい
本記事のまとめとしては、カーシェア業界への提言で終わりたいと思います。
カーシェアにチャイルドシートを搭載してくれませんか
邪魔なのはわかってます。トランクの場所をとってしまいますよね。
だから2台に1台。いや、3台に1台でもいいです。
チャイルドシートが搭載されれば、僕はもう一度契約したいと思うのです。
今のカーシェア業界は4歳以下の子供がいる家庭はかなり使いづらい。
とりあえずはレンタカーで様子をみるようにします。
どうかこの状況をどこかのカーシェア会社さんが解決してくれますように!
